
PlaXを通して学ぶファッション産業の環境課題
川崎市立東橘中学校SDGs学習会を開催
Bioworksが推進する『NESSENTIAL PROJECT』は、PlaXをはじめとするサステナブルなテクノロジーやアイデアが社会に実装されるよう、社会環境を様々な視点から整えようと試みるプロジェクトです。
プロジェクトの一環として、Bioworksが研究開発する植物由来の次世代合成繊維PlaXを通した学生支援を行っています。
今回は川崎市立東橘中学校2年生の生徒の皆さんに、次世代合成繊維PlaXと、ファッション産業における環境課題についての講義を、Bioworks東京オフィスで開催しました。

講義の終わりには実際にPlaXのペレットや綿、糸、生地、製品に触れてもらい、生徒の皆さんが疑問に感じたことを質問していただきました。
講義を受けての感想を一部抜粋いたします。
「今まではポリエステルなどの素材を見ずに見た目だけで選んでいたが、今回の講義を受けて、こういった素材はCO2を多く排出したり、資源が枯渇してしまうという問題があることを知った。」
「洋服が大量に捨てられていることは知っていたが、それを変えることはできないと思っていた。ポリエステルに代わる存在のPlaXがあると知り、身近なところから変えていけることが分かって興味がわいた。「捨てない」以外の選択肢を増やし、ファッションを楽しむことの問題がもっと減っていけばいいと思う。」
「PlaXが、今まで使われてきた石油由来のものと代わることができるのかと疑っていたが、実際に素材を見たり触ったりしてみると、まったくわからないほど完全な状態で驚いた。普段学校で着用している体操着やジャージにPlaXが使われたら、速乾性や抗菌性もあり、もっと便利になりそう。」
など、さまざまな声を聞くことができました。
今回の講義が生徒の皆さんにとって、「この洋服は何からできているのだろう?」と普段着ている洋服への興味につながり、環境課題を解決するイノベーションへの関心を持つきっかけになればうれしいです。


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