Compound
成形用樹脂

生分解する
高機能バイオプラスチック

焼却時の多量のCO2排出や自然分解されない埋め立てなど石油由来のプラスチックが抱える多くの課題は、PlaX™によって解決することが可能です。さらに、従来のポリ乳酸や他のバイオプラスチックの弱点でもあった耐熱性と透明性を同時に実現し、加工成形性も大幅に改善。これまでのプラスチックで使っていた製造ラインを生かしながら加工することが可能です。

Feature

機能

様々な性能、機能の
アップデートによって
幅広い用途へ

透明性と耐熱性が
大幅にアップ

PlaX™は、従来のポリ乳酸では50℃程度だった耐熱性を140℃まで向上させると同時に、透明性も実現しました。透明性を維持したまま、高い耐熱性が求められる飲料フタやボトル製品など、幅広い用途に対応します。

耐久性が向上
耐用年数もより長く

PlaX™はポリ乳酸の耐久性を大きく向上。従来のポリ乳酸は、製品化した際の耐用年数が課題で、使い捨て用途が中心でしたが、PlaX™はその耐用年数をさらに7~10年相当アップ。従来では実現できなかった新しい用途への利用が見込まれます。

汎用樹脂と変わらない
成形サイクル

結晶化速度を大幅に向上させたことにより、PPやPET等の汎用樹脂と同様の成形サイクルで加工が可能です。水温調節可能な100℃以下の金型での成形が出来るため、製造現場を選びません。

Use Application

用途

可能性の追求

オーダーメイドでつくるPlaX™は製品化前のサンプルづくりが欠かせません。どんな用途で、どんな機能性が必要かなど、一緒に可能性を追求していきます。お問い合わせください。

化粧品ボトル
カトラリー
アメニティ
カップ/ペットボトル
ファッション雑貨

Production Technique

製造方法

ブロー成型、インジェクション成形、シート成形他、従来のプラスチック成形で使用されている製造ラインが利用可能です。

Case Studies

採用例

ブランドやメーカーとの協業

PlaX™樹脂成型は、使用する用途に合わせて改質剤の成分を調整し、強度や耐熱性などご要望に沿うことでオリジナルプロダクトが開発されています。

ビールカップ

インジェクション成形。大型音楽フェスでバイオプラスチックカップを導入する日本で初めての事例として、RISING SUN ROCK FESTIVAL 2022 in EZOでPlaX™が採用されました。

BIO TORSO

ブロー成型。株式会社七彩より植物由来の生分解ボディとして、自然から生まれ自然へと還るBIO TORSO (ビオトルソー)の素材としてPlaX™が採用されました。

Table Plants

インジェクション成型。植物コミュニティアプリを運営するGreenSnap株式会社より土を使わない観葉植物「Table Plants(テーブルプランツ)」シリーズのカップ素材としてPlaX™が採用されました。